赤・名大 遠藤(4年)−白・九大 永田(4年)
九大の部誌より
今大会初登場、九大主将永田。遠藤が引き込んだところをさばいて速攻の横四方固。
永田ガッチリと決め、遠藤ほとんど動けない。そのまま30秒。一本勝ち。
永田は期待を裏切らず、一分に満たない時間で優勝を決めた。
九大は永田、福士の2人を残して名大に完勝し、一年ぶりの優勝を決めた。
次の七大戦でもこの勢いを消すことなく二連覇を達成して欲しい。
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福井部長の
「1年を顧みて」より
昨年度の第43回国立七大学柔道大会は、2年前に続いて再び優勝の栄光を勝ち取ることができた。
これは、絶対的なエースであった甲斐泰輔君亡き後、部員一同が心を一つにして練習した結果である。
頼るべき甲斐君がいなくなった後、九大の優勝は危ぶまれる声があった。
しかし、主将永田君を中心にして、部員全員がよう頑張ってくれた。
15人の抜き勝負で勝つためには、できるだけ穴を少なくして失点を食い止めなければならないが、
例年の九大チームより失点が少なかった。
その点からも、昨年度の九大チームは例年より優れていたと評価できる。
昨年度の優勝は部員全員の努力の賜物であり、それだけ部員各自の感激もひとしおであったと思う。
参加したチームの全員がそれなりに勝つための努力をしてきたわけであるが、
優勝できたものは幸いであり、この感激は生涯忘れることはない。
また、優勝できたものもできなかったものも、ひたむきに青春時代に打ち込んだ体験は
忘れがたい思い出として残り、大学卒業後の社会生活において、いかなる苦難に際しても
それに打ち克っていく精神的な支えとなる。
これは柔道に限ったことではないが、部員諸君は極めて有意義な学生生活を送ったといえる。
七大学柔道大会に馳せ参じる先輩諸氏も、選手諸君の戦いぶりのなかにみずからの選手時代を重ね合わせ、
感激をともにし、リフレッシュされた気持ちでおのおのの生活に戻っていく。
先輩諸氏にとっても、七大学柔道試合はおおいに意義のある行事である。
本年度も、見応えのある立派な試合を期待している。
来年は第二次大戦後50年となるが、戦前の高専柔道大会の流れを受け、
戦後復活した七大学柔道大会は、本年で第42回大会を迎える。
九大道友会会誌で数えてみると、その間に九大柔道部に在籍したOBは300名に近い数となっている。
七大学のOBの数となると、単純計算でこの七倍となる。
これらの方々は、社会のいろいろな分野で活躍しておられる。
このことも、現部員が迷わず学生柔道に打ち込める理由づけになるであろう。
日本国を支える人材を育成している国立七大学の柔道大会が、健全に存続することを
心から願うものである。
(後略)