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第35回全日本学生柔道優勝大会

第35回全日本学生柔道優勝大会
1986年(昭和61年)6/28~29
於日本武道館。全日本学生柔道連盟、毎日新聞社主催

京大は11年ぶり4度目の出場。
岡山理科大と福岡工業大学を破り、
初出場の42年大会以来19年ぶりにベスト16に進出

大会に出場していた国立大は、京大と鹿屋体育大学だけ。
京大は平均体重70.7kgと出場52校中最軽量だった。

以下、京大柔道部部誌より引用。
===
全日本学生柔道優勝大会観戦記

浪花 佳光(昭60・薬)

 昭和五十六年より関西大会において敗者復活制が始まり、関西一部トーナメントのベスト8の他に2校の全日本出場権が与えられたが、京大は今一歩の所で果たせないでいた。今年から関西枠が12校に増えた為、敗者復活戦に一回勝てば全日本に出場できることになり、京大はトーナメント戦で同志社大に0対6で完敗するも、敗者復活戦で神戸大を5対0で下し、11年ぶり4回目の全日本出場権を得た。
 第三十五回全日本学生柔道優勝大会は、昭和六十一年六月二十八・二十九日、日本武道館で行われた。七大戦の二週間前で、選手の気力も充分であり、なんとしても緒戦を突破したいと練習・研究を重ねて試合に臨んだ。
一回戦の相手は岡山理科大。長谷川繁夫先輩が指導しておられる関係で、ある程度の情報交換がされており、全日本初出場ではあるが、体格に恵まれた立技主体のチームであって、ほとんど寝技には来ないことが予想された。

試合前
http://www.youtube.com/watch?v=gABozV9f4Dg


    京大 1 - 1 岡山理科大
先鋒 中島 引   分 藤井 
動画なし

次鋒○山崎 縦四方固 松本 
http://www.youtube.com/watch?v=XLD3EvKlr-c

三鋒 村上 引   分 三宅 
http://www.youtube.com/watch?v=QyPuV-MTAL4

中堅 後藤 注   意 阿部 ②
http://www.youtube.com/watch?v=VOGbJ0WnZxg

三将 原田 引   分 高見
http://www.youtube.com/watch?v=MAWGMYXe5p0

副将 所     〃   佐々木
http://www.youtube.com/watch?v=vuzT7P2Pljg

大将 川村    〃   山元
http://www.youtube.com/watch?v=UBMnUYPof2c

 先鋒二回生中島は小兵ながら試合巧者で、速い動きで常に先手を打って相手をかわす。寝技のチャンスもあったが、制しきれず引き分け。
 次鋒山崎は気合充分で、姿勢良く、自分の得意の組手から一本背負い・帯取り返しで攻め、捨て身小内で有効をとる。更に相手の一本背負いを潰して後ろにつき、上を向いてきたところを回転縦四方固めに抑えて一本先取。
 三鋒村上の相手は巨漢で、村上は飛び込み十字、巴投げ・背負いと、五分間技を掛けまくり難敵と分ける。
 中堅後藤は、左組みの相手に戦いにくかったか、組手不十分のまま必要以上に捨て身技に固執した感じがする。寝ても守りを固めすぎて攻撃のチャンスを逃す。惜しくも終了間際に注意を受ける。
 三将原田は、左組み長身の相手に頭を下げさせられて苦しむが、中盤より立ち技で応酬する。組み手不十分な為、捨て身技が効かず、チャンス無し。
 副将所の相手も巨漢で、背負いで攻めるも力で潰される。相手にはいいところを持たせず、姿勢良くして分ける。
 大将川村は帯取り返し、左内股、一本背負いと、立って果敢に攻める。相手の後ろにつくチャンスがあったが惜しくも立たれる。
 結局試合は、1-1で内容勝ちとなる。岡山理科大との体格差はかなりあったが、総じて立ち技から寝技への連絡技が未熟な為に、全く寝てこない相手に対して立って分けなければならなくなるという苦しい試合であった。

 続く二回戦の相手は福岡工大。一回戦で順天堂大を3-2で破り、うち2つは寝技で勝っている。寝技に来てくれるなら京大には戦い易い相手である。

    京大 4  -  0 福岡工大
先鋒 所   引    分 石橋
http://www.youtube.com/watch?v=uaFO9_NR4e0

次鋒○原田 崩上四方固 上葉
http://www.youtube.com/watch?v=BX2B9UqKgTY

三鋒 中島 引    分 日高
http://www.youtube.com/watch?v=nkvN5bnG9P4

中堅 村上    〃    広瀬
http://www.youtube.com/watch?v=940k2AIxubY

三将○後藤 横四方固 西
http://www.youtube.com/watch?v=0LPqc4l661Y
http://www.youtube.com/watch?v=oWtBgD5hCwo

副将②山崎 優勢(巴投) 森
http://www.youtube.com/watch?v=TU0DeFc4KGo
動画分割不具合があります。この試合は2:00からご覧下さい。

大将○川村 ベンガラ 橋爪
http://www.youtube.com/watch?v=1OSgW-HjoUk


 先鋒所の相手は柔軟で立っても寝ても動きの良い選手。所は後手にまわり、攻めが出ず。巴投げを崩して上から攻めるが、前三角から十字逆に来る相手の柔軟な足を越えれず。
 次鋒原田は、開始直後に粘りのある帯取りで返し、腕をきめて崩上四方固で一本先取する。
 三鋒中島は持ち前の動きの良さで背負い、袖釣り込みと、先に技を仕掛け、相手の内股も難なく潰して引分ける。
 中堅村上の相手は上背があり、村上は巴投げ、背負い、飛び込み十字と果敢に技を繰り出す。相手も寝ては攻めて来ず村上にチャンス無し。
 三将後藤は、開始早々横捨て身から相手の後ろにつくが、場外。しからばと、双手刈で尻もちをつかせた後、場外際から中へ引き入れ、くっつきから肩を取り横四方でがっちり抑え込む。一瞬の好機を逃さずに自分の得意のコースで取り切った後藤は見事であった。
 副将山崎は、一回戦の一本勝ちに気を良くして、この試合も動きよく、一本背負い・巴投げと攻め続け、横巴で有効を奪う。
 大将川村は、帯取り返しが崩れて相手の後ろにつくが逃す。再び立って帯取りを放てば鮮やかに返り、ベンガラで抑え込み一本。
 試合は4-0で決勝。特に寝技で挙げた3ポイントは、いずれも各人の得意とするコースから取り切ったものであり、日頃の練習の成果が見事に発揮された。

 岡山理科大・福岡工大を破りベスト16を果たした後、三回戦は翌二十九日、国士舘大と対戦する。本大会の優勝候補の一角でもあり平均体重112kgの重量級を相手に京大の寝技がどこまで通用するか、胸を借りるつもりで当る。

    京大 0 - 6 国士舘大
先鋒 山崎 横四方固 穴吹○
http://www.youtube.com/watch?v=0FGRpGvN55U

次鋒 所  支釣込足 麻生①
http://www.youtube.com/watch?v=S-3mLhSrEdU

三鋒 後藤 払巻込 山内○
http://www.youtube.com/watch?v=KipgvYrNcvo

中堅 村上 ベンガラ 田中○
http://www.youtube.com/watch?v=sTQUalwtBs8

三将 今栄 払巻込 元谷○
http://www.youtube.com/watch?v=5G2e4csjPgU

副将 児嶋 大外刈 竹野○
http://www.youtube.com/watch?v=35aUBsdzG2w

大将 川村 引  分 釘丸
http://www.youtube.com/watch?v=pAzOlEuVAXg


 先鋒山崎は一本背負いを掛けるが相手を崩せず、小外でこかされ、そのまま横四方に固められると動けず。
 次鋒所は背負いを潰されて亀になり、脇を固くして守るが、攻めに移れず。支釣込足で技有りを取られるが、五分間健闘する。
 三鋒後藤は背負いを潰されて横絞めをくらうが、根性で耐える。力尽きたか、再び立ったところで払巻込を受ける。
 中堅村上は、回転縦四方にくる相手の器用な攻めを凌ぐが、かつぎから胸を合わされベンガラに抑えられる。
 三将今栄も果敢に捨て身技を掛けるが、相手を崩せず、払巻込を受ける。
 副将児嶋は、カニバサミ、双手刈で攻めるも、大外刈で倒る。
 大将川村は同体型の相手に対するが、組み負けして帯取り返しを出せず。寝技の攻防も今一歩のところで相手を捉えきれず引き分け。
 結局試合は0-6で完敗であったが、主将川村の試合は、少なくとも同体型の相手には全日本クラスにも京大の寝技が通用するんだという自信を部員に与えたことと思う。

 今回、全日本での試合を観戦して感じたことの一つにパワー不足・当たりの弱さがある。これは日ごろ寝技用の柔らかい柔道をしているため、ある程度やむを得ない面もあるが、まだまだ体重・筋力の強化の余地がある。第二点は、完璧にマスターしたコースで持って『一本』を取り切ること。勝ち点を挙げた選手は数少ないチャンスを逃さずに取り切ったことによって勝利に導いたが、一方チャンスを逃す場面も多々見受けられた。七大ルールの試合でもそうだが、自分のコースが完成していなければ取るには到らない。第三点は、立ち技について、残念ながら、出稽古及び、遠征合宿での実業団の選手との稽古以外には十分に立ち技の研究をする機会がないため、自然と寝技一辺倒の練習になるのが実情であるが、京大の捨て身技はまだまだ未熟である。全く寝てこない相手に対しては立って苦しい試合をしなければならなかった。
 以上、幾つかの課題を残しながらも、11年ぶりの全日本出場でベスト16という大健闘を成した選手諸君の試合は、マスコミにも再び、"寝技の京大"として大きく取り載げられ、改めて我々の基本的な練習方針に間違いのないことが確認された。この勝ち味を忘れないうちに、現役諸君は来年も全日本出場を目指して頑張って欲しい。
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